アッパーカット

当ジムSports24 Shimokita GYM~Beginner~は、東京都世田谷区の下北沢駅より徒歩3分のところにある駅近のキックボクシングジムです。同じ下北沢にShimokita GYMもあり、こちらはより本格的にキックボクシングをやりたいという方向けです。
Shimokita GYM~Beginner~は、フィットネスに特化しダイエットやボディメイク、ストレス発散などを目的としたキックボクシングの経験が浅い方や女性をはじめ、老若男女問わず楽しく身体を動かすためにご利用いただければ幸いです。当ジムには、親子でキックボクシングを楽しんでいただける「親子クラス」や、女性専用クラスである「レディースクラス」また「エアキックボクシング」という商標登録に承認されている当社独自のカリキュラムがございます。現代社会が抱える健康問題と格闘技が抱えるハードルの高さを少しでも下げ、身近なスポーツとしてキックボクササイズをご理解いただくため、Sporst24はAirで運動いただける「エアキックボクシング　カリキュラム」を提供いたします。
既存店舗のShimokita GYMはキックボクシングを「覚えたい」また「上達したい」をコンセプトに技術指導を行い、健康管理や運動習慣をつけたいといった会員様の目的にコミットしていただくようご指導させていただいております。本格的にキックボクシングを習いたい方はもちろんフィットネス感覚で楽しくキックボクシングを行いたい方のために女性会員様も通いやすい「セミパーソナル指導」をフリー時間にて行っております。どちらの店舗も24時間利用可能となっております。
当ジムは会員様の幸せと可能性を提供するために存在します。レンタルウェアもご用意しておりますので、仕事帰りの方でも手ぶらでトレーニングをすることが可能です。もしこちらの記事を見て興味を持ちましたら、お気軽にお問い合わせください。あなたの目的にコミットできるように全力でサポートさせていただきます。

『アッパーカット』

今回の更新ではアッパーカットに関して書いていきます！

アッパーカットはロングレンジ、ミドルレンジ、ショートレンジとどの距離からも効果的に相手にダメージを与えることができるパンチです。

第36代OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン  川村貢治くんはロングレンジ、ミドルレンジ、ショートレンジとどの距離からもアッパーを強く速く打ってました。

OPBFタイトルを獲得した試合では強烈な左アッパーカットで相手を吹き飛ばし、そこからのボディー連打でTKO勝利を飾りました‼️

このようにアッパーカットを効果的に使える選手たちがいる一方、ショートレンジしかアッパーカットを打てない、打たない選手が多い理由はなぜか？

1.ショートレンジでしかアッパーカットは当たらない、打たない、打てないという固定概念に囚われてる

アッパーカットはショートレンジでしか当たらない、打てない、打たせないという固定概念があり、ショートレンジでのアッパーカットしか打てないケースがほとんどです。

その為、ショートレンジのアッパーカットしか練習しないのでロングレンジやミドルレンジでは打たなくなり、アッパーカットは相手に近づいてのショートレンジでしか打てません。

そうなってしまうとアッパーカットでの攻撃パターンが限定されてしまい攻撃のバリエーションがとても少なくなってしまいます。

2.構え方が悪い為

猫背で構えると背骨、胸椎、横隔膜は立ち上がらなくなり、肩甲骨も正しいポジションにハマらず肩甲骨自体の動きも出しにくくなる

そして前腕も上腕も内旋していまい、胸も腹も固くなり柔らかく使えなくなる。
必然的に全てのパンチの飛距離が伸びず制空権が獲れない為、ショートレンジでのパンチしか打てなくなる。

なので、構える際にはしっかり横隔膜を意識できるように、胸椎と背骨は起こさせて重心は前後均等に構えることが大切になります。
そうすることで、どのパンチも楽にロングレンジ、ミドルレンジ、ショートレンジで打てるようになり、キックへのつなぎもスムーズになります。

3.ロングレンジ、ミドルレンジでアッパーカットを打てることでの利点

ロングレンジやミドルレンジでアッパーを打てると制空権が獲りやすくなります。ジャブと混ぜて使うなどするととても効果的です！

アッパーカットを打つことで縦のガードを崩すことができ、他のパンチやキックをを当てやすくなりコンビネーションも組み立てやすくなります。

ガードが開いていたり、身体を正面に向けて中ががら空きな選手がとても多い為、思ってる以上にアッパーは当たりますし効果的なパンチです。

ボディーへのアッパーカットも同様でショートレンジだけでなくミドルレンジやロングレンジで当てることができます。

顔面とボディーどちらへもすべての距離でアッパーを打ち分けれることでコンビネーションの種類や、攻撃パターン、バリエーションがさらに増えます。

4.アッパーカットとストレートの打ち方のメカニズムは同じ

アッパーカットとストレートの打ち方のメカニズムは同じです。

自分の顔の前から相手の顔に向けて一直線に打つストレート。

アッパーカットはストレートとギリギリまでフォームは同じです。

一瞬、拳を胸の位置に下げ前にいる相手の顎に拳を刺しに行くイメージで打つと打ちやすくなります。

ロングレンジ、ミドルレンジ、ショートレンジそれぞれの距離で肘の角度を調節するだけで身体の使い方のメカニズムは同じです。

軸と体重の移動は、頭ごとおへその上から前足の股関節の上に移動します。

前足の股関節、内腿、お尻、足裏に軸と体重は移動してる状態です。そうすることで床反力を使うことができ強い攻撃が出せます。

5.学ぶ大切さ

日本ボクシング史上初の国内五階級制覇を成し遂げた湯場忠志さん。
湯場さんはロングレンジから打ち込んでいくパンチを得意でした。

ロングレンジからの攻撃の重要性を感じていた僕は湯場さんに教わりに行きました。

教わったことが今とても役に立っていて血となり肉となっています。

自分がいいなと思う技術や必要だと思う技術は、学び取り入れることで日々成長し上達していけると思います。
是非、会員の皆様方も自分の好きな技や得意な技、覚えたい技を積極的にジムで練習してくださいね！